バハムート・ラグーン
1996年 28位
総合 578位
- バハムートラグーン ― オリジナル・サウンドトラック/ゲーム・ミュージック
- ¥3,364
- Amazon.co.jp
評価
・【良い点】やはりドラゴンの育成は楽しかったですね。グラフィックは本当に綺麗です。毎度、スクエア製作人の方々には驚かされます
・名作か、はたまた迷作なのか微妙なところ・・・。グラフィックは、スーファミ最高峰と言っても過言ではないほどのクオリティです。バハムートを始めとしたドラゴンは非常に美しく描かれています。
ドラゴンを育成していき、ドラゴンの強さによってパーティメンバーが強化されていくのは中々斬新だったので、純粋に面白みが有ります。他にもマテライトやナイト三人組やホモワーロックに薬中プーリストなど個性豊かな面々がストーリーを盛り上げてくれるので非常に見ていて楽しかった。のだが・・・・何故これほどまでに良い面を挙げているのに、「名作」か「迷作」なのか迷うというと、その原因はスクウェア三大悪女の一人であるヨヨ王女にあると言えるでしょう。
・国権を持っている方が愚劣すぎます。ヨヨですね。彼女は、国君にして父親であるはずにもかかわらず、その生死を軽視しているかのようにみえ、また、自国の存亡についても思慮が浅い、というか空っぽのように感じました国の責任は、王族すべてが担っていなければならないとわたしは考えていまして、それをふまえた上でヨヨをみると、いくらなんでも皇女としてまともな教育をうけてきたのか、かなり疑問におもえました
・当時のゲームとしては非常によかったです。まずキャラがカッコいいです。敵も結構カッコいいしネ・・・ストーリーについてはもうマジでウケました♪主人公かわいそすぎです・・・(泣)
・戦闘とイベントの合間に町の人間と話す、建物の中に入ってアイテムを取る等、RPGの性格が幅を利かせており、登場人物の設定や会話の内容にも、これまでメーカーが出したRPGの影響が強く出ていました。
ただ、登場人物の振る舞いからスクウェアがこれまで出したRPGの影響が色濃く出すぎてる、ヒロインが原因でゲームクリアした時の後味が悪い等、作品自体の出来が良いのですが、減点材料もかなり目立つ
・ドラゴンをどう育てていくかが、非常に悩みました。ただ、後半のほうに行くとドラゴンが強すぎて、簡単にサクサクと進めてしまうのが難点でしたが。うにうにとか正体不明のドラゴンとかも使っていました。自由度が高くて、何回も楽しめるゲームだと思います。
・FF8の『リ○ア』、LIVE A LIVEの『○リシア王女』、そしてこの作品のヒロインバハムート・ラグーンの『ヨ○王女』、青少年のハートをブレイクさせる恐ろしい存在です。まあ、この存在があるからある意味この作品は生きてくるのかもしれませんが…。
・SFCの中では、トップクラスだと思います・・・が、今までの経験からは全く考えられないヒロインです。(実際、スクウェア三大悪女の一人にカウントされてます)
・メインのドラゴン育成は良かった、強くなり変化していく姿は良かったが簡単に強く出来るドラゴンに個性がなくなるのでもう少しひねりが欲しかったところ。パラメーターをあげれば強くなるだけ。主人公をどう受け取るかで、また評価が変わってきそうですね。ストーリーが特異でラストも意外な結末、ヨヨは無茶苦茶だったが、意外なストーリーは売りかもね。
・SFCのSRPGとしてはかなりのレベルに入る映像美やBGM、キャラクター数とその個性、豊富なやりこみ要素やちょっとしたサイドストーリーと、ハイスペックだったと思います。