真・女神転生
１９９２年 １５位
総合 ３８７位
- 真・女神転生TRPG魔都東京200Xサプリメントセフィロトの魔界 (ジャイブTRPGシリーズ)/朱鷺田 祐介
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評価
・全体的なゲームバランスが良く、しかもメガテンらしい理不尽さも味わえる。ドライな世界観やシナリオには今さら触れないがシリーズ全体を見てもバランスの良さ、達成感は秀逸である。
・ハードな世界観が売りのゲームですね。母親が殺されるシーンや、カオスヒーローが悪魔と合体して力を手に入れるイベントは衝撃的でした。主人公も主人公で悪魔を仲間に出来たり合体させたりできますし。
・神や悪魔を自在に呼び出し、手駒とする。まさに禁断の領域です。イベントキャラも伝説や神話で聞いたことあるようなヤツらばかりで、神話好きだった自分はかなりドキドキしたものです。
・このゲームは一部の悪魔がセクシーですね。一糸纏わぬ姿のワーキャットやルサールカはよく任天堂の検閲を通ったと思います。特にワーキャットなんて人間の肌の色に近いですしね。
・ゲーム内での本道はニュートラルです。しかし、そこに至る過程において自らの積極的な意思決定結果としてニュートラの王道に邁進するのではなく妙なカルト教団を敬遠し続けた結果「なんとなくニュートラル」と化すに過ぎない、と。私にとって、それはあまり面白い行為に思えなかったのです。
・マルチエンディングであるところ。ニュートラルは最後にクリアするのが個人的におすすめですね。ロウ、カオス両方の勢力を敵に回して、ボスを全員倒すのはなかなかやりがいがあります。
・原作を読んでからプレイした自分にとっては、真2よりもまだこっちのほうが本来の雰囲気に近いものを感じる。
ただ、キャラクター的なものや演出はどう考えても暗すぎると思った。確かに原作にもそういうイメージは合ったが、半ば冗談と思えるような安心感があったり、あまりにもありえないよう突飛な設定には思わず笑いを誘うようなものがあったので、かなり気が楽だった。