伝説のオウガバトル
1993年 13位
総合 225位
- 伝説のオウガバトル完全ガイドブック/ファイティングスタジオ
- ¥830
- Amazon.co.jp
評価
・闇を背景にモンスターの二つの軍勢が対峙する構図だった。当時のビッグタイトル、「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」とは全く別ベクトルのファンタジーのにおいを感じた。発売日を待ちかねて購入。予感は的中した。
・グラフィックは少し暗めの硬派な印象があり、敷居が高いと思いますが、プレイしていく内にはまっていく良作です。 このゲームは自軍のユニットを育てるのが非常に楽しいですね。 カオスフレームがあるので敵を容赦なく抹殺する部隊(リッチなど)はいいのですが、街を開放するロウ寄りの部隊は育てるのに苦労しました
・カオスフレームが低かったりすると民衆からの支持が得られなかったり仲間になるキャラクターがならなかったりストーリーにもいい影響は出てきません。
・このゲーム最初はかなりとっつきにくくて、何をしていいのか分からずまあ習うより慣れよとばかりに攻略本片手に右も左もわからぬままやり、意味もわからずレベルが上がりまくりカリスマやアライメントが下がりまくりました。攻略本に書いてあった防衛部隊と解放部隊と急襲部隊に分けるというのはこういうことかとようやくわかりました。このゲームは一筋縄ではいきませんね。最初は何のことかわかりませんでした。
・敵ユニットとの遭遇はランダムエンカウントではなく、限られた数の敵アイコン(これまた友軍と同じデザインの無愛想なヤツ)との直接接触で起こるので、それまではプレイヤーキャラクターは自由に野山を駆け回ることになる。これがなんと言っても爽快だ。やがて夕闇が迫り夜が訪れると、町や城には明かりが灯り、魔物が徘徊を始める。なんて完璧な異世界感なんだ!
・本当に途中セーブできないのがつらいのと、初心者にはかなり意味が難解なシステムであるのでそこがマイナス点だと思います。
・熱中してやった覚えがあるのですが、それでも、途中でセーブ出来ないのは辛いし、成長した部隊が敵をなぎ倒していくのは爽快ではあったし、戦略性も非常に高いけれど、本当にセーブが出来ない事が辛かった。もっとも、この容赦の無さが本作品の特色であり、味ではあるのですが。
・なんか後味悪いエンディングだな…と思っていて2回目のプレイ。このゲームがマルチエンディングだったことがわかり、こんどは会話、戦い方に気をつけてちゃんとしたエンディングにいけました。