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LIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ)

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LIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ)


1994年 3位

総合 42位


あらすじ

場所も時代もバラバラの世界がいくつも存在。
それぞれの世界にはそれぞれの主人公がいます。
<原始編/幕末編/クンフー編/西部編/現代編/近未来編/SF編>
全てのシナリオをクリアすると、物語は確信へと迫ります。


評価

・面白いもの、つまらないもの問わず、非常に多くのRPGが世に送り出されていた時代に生み出された、スクウェアの傑作。この時代のスクウェアはロマサガシリーズに聖剣、FF6と名作が粒揃いでしたが、
そのどれよりも本作は深く、楽しかったことを思い出します


音楽は超名曲揃い。各場面の雰囲気とも非常にマッチしている。ドットも、各主人公のキャラクターデザインをよく表現できている


・やはり、どんなに斜に構えてみようとも、もはや語り草となっている中世編が醍醐味としか言いようがありませんねかなり月並みな感想になっていしまいますが栄光から挫折へ、希望から絶望へ人間のエゴがもたらす結末は苦しく、悲しくありました誰もが持っているひとの負の部分を表現しようとしているという意味で、秀作だと思います


演出が素晴らしすぎる。各時代に登場するワタナベなどの小ネタもおもしろいし、キューブの技の頭文字をとって並べると、SFテーマの「ヒューマニズム」になる…といった小ネタまで。もう、ヤバいですw



・マルチエンディングならば、一つぐらいオルステッドが救われる結末もあって良かったかもしれません・・・。
納得した上で消えていく結末もあった(はず)ですが、結局は今作のテーマである「生」からは脱落したわけですからね。オルステッドENDでは死にはしませんが・・・決して報われたわけでもない、これは最も後味の悪い最後でしょうね。最後に俯く彼の姿は、今でも脳裏に焼きついています。



・SFC最高のゲームのひとつ。やりこみ要素満載。悪い点はラスボスが弱すぎることぐらい。


・物語の行間や空白といった部分を他者に補完させようとすることは、ある意味で手法としては常套ですが、
わたしはそれが「逃げ」のように感じることがあります特にこういった主題、あるいは命題部分でそれを行ってしまうと、あるいは内容がひどく稚拙に受けとれてしまいます「考察が楽しいんじゃないか」
という意見もあるかと思われますが、わたしはそう思えませんなぜなら、わたしは芯があるからこそ、考察も充実できると考えているからです「ストレイボウ、アリシア、オルステッド、それぞれにこういう経緯があり、
だからこうした結末になってしまった」上記の事実を基がることでようやく、ストレイボウのエゴ、アリシアのエゴ、オルステッドのエゴなど、お三方の考察が十二分にできるのではないでしょうか



・この頃のスクウェアはよかったなー。今のスクエニはグラフィックにこだわりすぎじゃない?



・【良い点】かなり実験的なゲームですが、面白かったです。最初に選べる各編はバラエティ豊かで、それぞれ謎解きや100人斬りなどの特色があり楽しめました。最終編も鍛えるとキャラが強くなってなかなか快感でした。



・グラフィック。フィールドはともかく戦闘時は綺麗。味があります。戦闘システム。正統派RPGの様な、SRPGの様な・・・独自のシステムを持つ、珍しい戦闘システムでしたね。


・かなりやりこんだゲームですね。友達にすすめられたのですが、プレイする度にはまっていきました。特殊機能が使えるシナリオがあったり、笑えるイベントがあったりと、楽しくプレイが出来たので

・この作品ほど鬱展開にさせてくれた作品はなかった(いい意味で)各章も救われない展開があるのが生きるということを考えさせられた。それにしてもSF編はやたらおっかなかった記憶があります。


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