ファイターズヒストリー
1993年 73位
総合 2065位
あらすじ
一年に一度だけ開催される世界異種格闘技選手権大会「グレートグラップル」。
常勝無敗の帝王、Kが主催するイベントである。
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評価
・主人公はレイと言う刑事ですが、あまりにも溝口誠と言う浪速男が濃すぎて私を含む大半のユーザーが、彼が主人公だと思ってしまいましたよね。いや、本当にうるさい奴で、「チェストォー!チェストォー!!チェストォー!!!チェストォー!!!!」「タイガーバズーカじゃあ!!!」等の怒号がゲームセンター中に響き渡っておりました(苦笑)。
・28歳の高校生に代表されるプロフィールと男塾そのものな容姿が放つ強力なインパクト、キャラのタイプが格ゲーでは最も使いやすいリュウケン型等、この作品、どう見ても溝口誠が主役です。
・SFC版を主にプレイしていましたが、勝ち台詞がアーケード版とは違い殆ど続編・ダイナマイトのものにすり替えられていたのが個人的に残念でした。CPUのレベルが少々高め(アーケード版)で必殺技のスキが大きい等全体的に「重い」印象を受けます。まあ古ゲーなのでしょうがないですが。
・フランスの体操選手だの京劇の女優だの、ブルーザー・ブロディ似のプロレスラーだのと、その他のプレイヤーキャラも妙に濃かったですが、必殺技の発音がやたらリアルなのも特徴的でした。
・内容は、11人のキャラの中から1人を選択し、プレイヤーが選ばなかったキャラを全て倒し、最後はピエロとカルノフを倒して締めるオーソドックスな2D格闘作品。
・レイはシャツのマーク、溝口は鉢巻と言う具合に各キャラクターには、それぞれ弱点があり、そこに攻撃を受けると通常よりダメージが大きくなり、連続でヒットすると気絶もする。
・1993年にデータイーストが稼動させた格闘ゲームで、(既に他の会社も動揺のゲームを出していたにも関わらず)カプコンに盗作だと訴えられたいわくつきの一品ですな。