ウィザードリィⅤ ~災渦の中心~
1992年 31位
総合 1019位
あらすじ
リルガミンを守護する偉大な魔術師ゲートキーパーだったが、弟子である野心家の魔女ソーンの反逆を受け、力を失い、
ソーンが築き上げた迷宮に閉じこめられてしまった。
そして、ソーンの暴走は続き、リルガミンは度重なる天災と、それが引き金となった人心の荒廃という混沌と災厄の渦中へと沈めていった。
ソーンを倒し、混乱の極みにあるリルガミンを救うために冒険者達は再び集った…
評価
・WIZシリーズの最高傑作と言うよりも、旧来のコンピューターRPGにおける一つの頂点と言って差し支えのない作品だと考えております。実際のところ、PC時代からのシリーズファン達の間では、このⅤ、賛否ある作品でしたが、世界観やシステム的完成度、新たなる意欲的な試み等、当時から明らかに肯定派が多数を占めていたと記憶してますね。
・このシリーズの最大の魅力は、主人公が自分が作ったキャラなので感情移入しやすい点ですね。
ただ、個人的には難易度がかなり高いと思うので、
気楽に遊びたい方は(邪道かもしれませんが)攻略本か攻略サイトを見ないと辛いかもしれません。
・【良い点】・全体的にグラフィックが綺麗(特にモンスター)。ダンジョンの造りがⅠ~Ⅲに比べて洗練されている
・当然想像力を喚起する視点からも、SFC版であっても線画ダンジョンを徘徊することをお勧めします。
ある意味、古いタイプのRPGとしては、つくづく最後の傑作だと思わされてしょうがないですね。
今時の与えられる事に慣れた想像力皆無のヌルゲーマーに対しては「プレイ無用・問答無用・とっととお帰りください・塩撒くぞ・門前払い」て、ぐらい敷居の高いゲーム
・正統派ウィズの最後作ともいえる作品。難易度が高い、広大なマップ、おどろおどろしい世界観とウィズファンなら間違いなく楽しめる。
・【良い点】ウイザードリィシリーズ中一番洗練されたダンジョンマップ。末弥純さんによる美麗なモンスターデザイン。羽田健太郎さんによる荘厳なゲーム音楽
・一歩間違えればパーティの全滅と云うハードなゲームシステムは国産RPGゲームにない厳しさ。また、変にストーリー性を持たずただ黙々とマッピングし、ダンジョンを突き進む朴訥さは、プレイしていて想像力を掻き立てます。
そして育て上げ、ゲームクリアした時のキャラたちへの思い入れもひとしおでした。
しかも、クリアしてもその下にボーナスダンジョンがあり、そこで漁れるレアアイテムの魅力的なこと!
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